お菓子を置いてる場所にありましたよ、ベビースター。

円柱に固まってるベビースターですよ。

ポロポロこぼれるヤツではなくてね。

おばちゃんは考えました。

ご飯もいっぱい食べたのに、この時間に、この量のお菓子を食べさせるわけにはいかない！と。

小さいお皿に取って渡したのに、

「いらにゃい！」

と言われ、さらに大泣き！

なかなかの頭脳プレーで、外に向かって泣くんですよ、コレが。

鍵に手が届かないから、戸を開けてってことは今のトコはないものの、手が届くようになったら、戸を開けて外に向かって泣くな、ありゃ・・・。

大人イジメですよ、こりゃ。

さらに、おばちゃんは考えますよ。

そうだ！袋ごと渡せばいいのだ！と。

そこで、小さいお皿にベビースターを移し、袋に数個残して、その袋を甥っ子に渡しました。

やっぱり、これが良かったのね・・・、って感じで、涙流しながら袋を取りました。

「すくにゃい・・・」

と、小さい声でボソッと言われましたが、そこは気にせず、気にせず・・・。

椅子に座ってポリポリ・・・。

ホッと無い胸をなでおろし、新聞をバサッと読んでると甥っ子がトコトコと・・・。

「コレはおばちゃんに。コレはお母さんに・・・」

と、一個ずつ手渡してくれたのですよ。

もう、めちゃくちゃ、チョー嬉しくって！

「え！いいの？ありがとう！」

と言って食べましたが、なんとなく罪悪感・・・。

今度、ブドウを買って持っていってあげよう